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まずは軸打ちできるところは軸打ちし、なるべく全パーツ組みます。
仮組みを怠っていると塗装後に干渉するところが出たりして修正が大変になります。
(画像の状態では一切接着は行っておりません) |
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本来ですと始めにパーツの離型剤を落とす為に市販の離型剤落しを使用するんですが、
ここでは強固な下地を作ることを目的としている為パーツ自体をペーパーがけすることにします。
(市販の離型剤落としは気休め程度であまり効果がないのと
最近のノンキシレンキャストには強力なシンナーによる離型剤落しは厳禁なため)
向かって右側がペーパーがけしたもの左側は離型剤が付着しているものです |
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ペーパーがけのもう1つの理由としてこのキットの表面の粗さを修正する意味があります。
画像ではわかりにくいとは思いますが向かって左側が何もしていない状態(見やすくするためにサフ吹きをしてあります)
右側がペーパーがけによる磨きを行ったものです。
最近のキットは抜きも良いですしズレ自体もよほどヒドイ物はないのでこんなことはしなくてもいいとは思いますが・・・
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はじめにサフ吹きを行ったパーツを磨いた状態です。
くまなく磨いてあるのが分かると思います。 |
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全パーツ磨き終えたらサフ吹きをします。
先に申し上げた通り「強固な下地」を作るためプラサフ(プライマー入りサーフェイサー)を使用しておりますが、これはプラモデルには使用できませんのでご注意ください。
使用しているプラサフはウェーブ、Be−Jさんで取り扱ってる「HGサーフェイサー グレー200」です。
開発に携わっているウェーブNさんのお話ですとソフト99のプラサフ(スプレー)の原液との事
今までスプレーを開けて使用していた人間にとってはなんともありがたいです!また、量的にもかなり経済的です。 |
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私が補修に使っているのは主にこの3点、大きなキズ、ヘコミ等にはエポパテを次の大きさになるとアルテコ瞬着パテを細かいキズにはタミヤパテを使用しています。
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一度目の磨き終了後です。
見て判る通りかなりのサフが落ちています。最初のサフ吹きはキズ等のチェック用と考えて軽めに吹くのがいいでしょう、画像のように落ちてしまいますし。
磨きのついでに埋まってしまったモールド、スジ彫りなどを修復!主に画像にあるような工具を用いて行っています。
この作業をしっかりやっておくと、後のスミ入れ作業が楽なばかりかキレイに仕上がります。
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3回目ぐらいのサフ吹きからクレオスのサーフェイサー1000を使用しています。
プラサフは食い付きも良く隠ぺい力にも優れいるのですが粒子が粗い為表面がザラつき易いのです。
逆にサフ1000を使うと粒子が細かい分プラサフでは発見できなかったキズ、気泡を見つけることができ表面も滑らかになります。
左の明るいグレーがサーフェイサー1000、右がプラサフを吹いたものです。
クレオスのサーフェイサー1000です、より表面をツルツル状態にしたいのなら1200も出ているようなのでそちらを使用すると良いでしょう。
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ズレや気泡で潰れたディティール、モールドの復活作業です。
主に市販のものを使用して作り直しています。
肩のディティール部は塗りやすさも考えて接着せずに別にしておきます、シールド上部のバーはズレがひどかったので3mmプラ棒に交換、バーニアはふちを薄く加工しノズルを市販パーツで再現しています。
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画像は塗装中の状態です。
私の塗装方法は結構無茶してます(笑)
基本的にはMAX塗りなんですけどあの塗り方だと時間がかかりすぎるので、違う塗り方で同じような効果を得られるような方法をとっています、人にお勧めできるような塗り方ではない為ここでの説明は控えさせて頂きます。(そのうち誰か似た様な塗り方の人が現れたら紹介しようかな〜と思っとります)。
塗装の際に使用しているのはリニアコンプレッサーL5(リニコン)一式です。高出力OKで水抜き、ゴミ取りにも優れている購入当時¥12万ぐらいしたやつがあるんですけど音がね〜、夜中に作業する機会が多い私の場合リニコンじゃないとキツイです。
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塗装後組み立てて完成です!
各色グラデーションを施し最後につや消し仕上げを行いました。
頭部のバルカン部黄色のみ筆塗りでその他はエアブラシ塗装です。
画像では判りにくいのですが頭部、胸上部(左右)、バックパックのセンサー?部分のカメラ系のものは下地にメタリックカラーを使用しその上からクリアーカラーでコートしています、光に当てると反射しキレイに輝きます。 |
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