GK 基本工作編
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GK 基本工作編

先ずはゲート処理です
パーツから離れた所にニッパーを入れます
近くに入れてしまうとパーツにダメージが・・・
残りのゲートをデザインナイフ等で処理します
最近のキットには初めからゲートが存在しない(ゲートレス)パーツも見られます、画像にある全パーツがソレ
ベルグさんの抜きで見られますが他所でもコノ技術はあるのでしょうか?とにかく凄いです!
続いてパーティングラインの処理です
分かり易いように黒線を入れておきましたが
このように存在しております

基本的にはある程度意図された位置に持ってきてあるモノが大半ですが、
次のファントムパーツのようなモノも・・・
型を作る段階での方法の違いによるものですが
このようなパーティングラインもあります(上画像)

#180,240といった目の粗い紙やすり(ペーパー)を使い荒削り
〜その後目の細かい#400,600で仕上げるといった具合です(下画像)
中にはズレが酷いモノも存在します
ペーパーがけではチョット辛い状態です
パテ盛りします
予め盛る面を粗めのペーパーで荒らす等しておき
食い付きを良くしておきましょう!
ソーいった事をしておかないとパテが剥がれる可能性大です(汗)
ファントム肩パーツと同様にペーパーがけをして終了です

ここではエポパテを使いましたが
各段差によって使い分けるのも良いでしょう
最近では色々なマテリアルが存在してますから
おおーっ、先端部だけがクリアーパーツに!(ウソ:笑)
キャストが十分行き渡らなかったパーツです(上画像)
くり抜きます(下画像)
パテを詰め込みます(上画像)
硬化後ペーパーがけ(下画像)

パテ修正等が終わったら磨きに入ります
私の場合(撮影等の急用時は別ですが)全面ペーパーがけを行っています
離型剤落とし&サフの食い付きを良くする、といった意味合いの他に表面を整えるといった事もあります

判りやすくする為にサフを吹き付けましたが、
表面が梨地になってますよね?このように初めからザラついているパーツもあるので、
全面磨く事をお勧めします!(結構な労力にはなりますが:汗)
離型剤が付着していた場合、このように剥がれます!
塗装中にこんな事が起きてしまったら・・・

私見ですが、パーツ表面を磨く方法が一番確実だと思います

磨き後のパーツです
この時、モールド等も彫り直しておくと良いでしょう!
また、このような入り組んだパーツ形状のモノはシリコンを噛んだりする事が多いです(汗) 
細部の造りが埋まってしまった所はデザインナイフ等を使い復活させましょう!
磨きが終わったらサフを吹き付けて
キズのチェックを行います
サフに関する説明は製作記/ガンダム1号機を参考にしてください

私の場合、レジン製品に対しては強力なシンナーを用いています
プラモ用だと若干食い付が弱い気がするものですから・・・
ただし強力すぎるモノだと表面を侵しかねないのでご注意ください
キズが現れたらパテ埋め処理を行います
判りにくい画像ですが、向かって左がエポパテ
右が光硬化パテ(タミヤ)を盛ったものです

原型作業の合間にキット製作を行っている為
私はエポパテを使う事がありますが
よく晴れた日の直射日光下では、瞬時に固まる光パテがお勧めです!
ホントに晴れの日は当たった瞬間に固まりますから(汗
余り段差も無いような所の処理です
以前は瞬着をよく使いましたが色が透明で分かりづらい・・・
今現在はウェーブ製の黒い瞬着をよく使っています!(左画像)
場所によっては昔ながらの溶きパテ処理を行っていたり〜(右画像)

ここで紹介したマテリアル以外にもポリパテ(瞬着併用)
アルテコ瞬着パテ(プライマー併用)といったモノも使いますが
それぞれ自分に合ったモノを使うのがよろしいかと思います


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